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ダイヤモンド価格(相場)を考察してみた(2022年4月)

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2022年の夏に結婚する予定です。ダイヤモンドの価格が円安ドル高で高騰しているって聞きました。アメリカのバイデン政権がロシアのダイヤモンドの輸入を禁止したそうですね。世界のダイヤモンド原石の約30%はロシア産って聞きました。ダイヤモンド価格は今後も上昇していくのでしょうか?最新のダイヤモンド価格(相場)を教えてください。

上記のような最新のダイヤモンド価格(相場)を教えてほしいという質問について、回答をしたいと思います。

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IDEXのダイヤモンドインデックス(2022年4月時点)

まずは、IDEXのダイヤモンドインデックスのチャートをみて行きます。

IDEXのダイヤモンドインデックスとは
・IDEX Online Diamond Indexは、世界中の実際のダイヤモンド業界の提示価格からリアルタイムで算出したものであり、価格の傾向が客観的に判断できます。
・2001年2月以降に集計されたIDEXインベントリデータベースの包括的な調査と分析に基づいて作成されたものである。
・テルアビブ大学経営学部の財務担当上級講師であるAviWohl博士の協力のもと、ダイヤモンドインデックスという指標を開発した。

過去5年間のIDEX ダイヤモンドインデックス チャート

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引用元:IDEX 公式ページ http://www.idexonline.com/diamond_prices_index

ダイヤモンド価格の急騰が止まり、調整の下げがきていますが、高止まりしている状況です。

2022年4月3日時点のIDEX ダイヤモンドインデックスは、154.75です。

2021年10月末頃は130あたりでしたので、20%弱の上昇度合いです。

過去1年間のIDEX ダイヤモンドインデックス チャート

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引用元:IDEX 公式ページ http://www.idexonline.com/diamond_prices_index

調整の下げの途中です。

まだ反発の兆候は見られせん。

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ダイヤモンドブースのダイヤモンドインデックス(2022年4月時点)

2022年4月3日時点のダイヤモンドブースのダイヤモンドインデックスのチャートを見ていきます。

ダイヤモンドブースのダイヤモンドインデックスとは
・ブースジャパン株式会社が運営しているダイヤモンドブースのオリジナル指標である。
・2014年3月10日を基準日 100として、ダイヤモンド全体の相場を表している。
・各グレードごとに指数計算し、そのすべての指数を平均して算出している。
・チャートの値動きから、ダイヤモンド全体の価格変動がわかる。

それでは、2022年4月2日時点の過去1年間のダイヤモンドインデックスのチャートをみてみます。

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引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

2022年4月2日時点のダイヤモンドインデックスは、92.85です。

2022年1月4日の初値は86.17でしたから、8%弱の上昇率といったところです。

2022年3月8日に最高値の94.46をつけましたが、現在は調整で少し下げてはいるものの高値圏で高止まりといった状況です。

現在は小康状態で、小幅レンジでエネルギーをためている状況です。

これから上下どっちへ動くのか注視したいところです。

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ダイヤモンドブースのダイヤモンドチャート(2022年4月時点)

2022年4月2日時点のダイヤモンドチャートを見ていきます。

ダイヤモンドチャートとは
・ダイヤモンドの各4Cグレードごと、毎日の平均価格を時系列で並べたものである。
・4Cグレードごとに値動きにバラツキがある。
・ダイヤモンド自体の需給や景気状況、為替相場などの外的要因で人気のグレードは変化する。
・ラウンドブリリアントカットのGIA鑑定書付きのダイヤモンドが対象(毎日4万個から6万個)
・ダイヤモンド取引の基本である米ドル(USD)表示である。
検証するダイヤモンドチャートの4Cグレード
・カラー(色合い):D「Colorless(無色)」
・クラリティ(透明度):IF「Internally Flawless(内部無欠点)」

0.3カラット(過去1年間)のダイヤモンドチャート

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引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

0.3カラットは、まだ高騰の兆しはありません。

0.4カラット(過去1年間)のダイヤモンドチャート

bourse_diamond-chart_04DIF_20220402_720x502
引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

0.4カラットは、2021年6月頃につけた1285ドルのレジスタンスラインを少し上抜けして、さらに高騰していきそうな状況になっています。

まだ高騰という感じではないです。

0.5カラット(過去1年間)のダイヤモンドチャート

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引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

0.5カラットは、直近はジワジワ上昇中という感じです。

まだ高騰という感じではないです。

0.6カラット(過去1年間)のダイヤモンドチャート

bourse_diamond-chart_06DIF_20220402_720x503
引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

0.6カラットは、3,000ドルあたりで価格が安定している状況です。

まだ高騰していません。

0.7カラット(過去1年間)のダイヤモンドチャート

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引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

0.7カラットは、2022年3月11日に急騰して5,107ドルまで上昇したのですが、現在は急落して全戻ししています。

まだ高騰という感じではないです。

0.8カラット(過去1年間)のダイヤモンドチャート

bourse_diamond-chart_08DIF_20220402_720x500
引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

0.8カラットは、大きな値動きはなく安定しています。

今のところ高騰するような兆しはありません。

0.9カラット(過去1年間)のダイヤモンドチャート

bourse_diamond-chart_09DIF_20220402_720x498
引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

0.9カラットは、2022年2月12日に最高値の1,092ドルを付けましたが、現在は急落して9,931ドルまで下げています。

2022年1月末の急騰は一時的で、ほぼ全戻しになっています。

1.0カラット(過去1年間)のダイヤモンドチャート

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引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

1.0カラットは、15,000ドルを上抜けして、現在は15,884ドルです。

ジワジワ上昇しており、高値圏で高止まりしている状況です。

16,000ドルを上抜けして、さらに高騰していく可能性は高いと思います。

1.5カラット(過去1年間)のダイヤモンドチャート

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引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

1.5カラットは、明確に高騰しています。

カラットが重い(大きい)ダイヤモンドは人気化していますね。

今後もしばらく高騰が続くのではないでしょうか。

2.0カラット(過去1年間)のダイヤモンドチャート

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引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

2.0カラットは、爆上げしすぎた影響で強めの下げもありますが、依然高値圏で推移しています。

2022年1月5日に59,655ドルだったのが、現在は68,080ドルですから14%ほど上昇しています。

今後もしばらく高騰が続くのではないでしょうか。

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ダイヤモンドブースのダイヤモンド取引所価格指標(2022年4月時点)

ダイヤモンドブースのダイヤモンド取引所価格指標をみていきます。

この記事では、ダイヤモンド品質の最上級グレードであるDカラーかつIFクラリティの各カラットごとの価格の比較をみてみます。

なお、掲載価格は取引所価格の指数を円換算したものであり、商品価格ではありません

2022年4月3日時点の情報です。

カラット Dカラー、IFクラリティ
0.3 111,471円
0.4 166,234円
0.5 311,197円
0.6 380,419円
0.7 578,892円
0.8 710,115円
0.9 1,249,363円
1.0 1,998,249円
1.2 なし
1.5 4,005,807円
1.8 5,594,879円
2.0 9,114,210円

引用元:ダイヤモンドブース 公式ページ https://www.diamond-bourse.com/

ダイヤモンド価格は、昔から業界ではカラット(重さ)の二乗に比例すると言われています。

DカラーかつIFクラリティの1.5カラットが400万円、1.8カラットが559万円、2.0カラットが911万円です。

過去データがないので比較できず大変恐縮ですが、このあたりの4Cグレードが値上がりしていると推測しています。

次回2022年5月に価格比較してみたいと考えています。

引き続き、今後の推移をみていきましょう。

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外国為替相場(ドル円 2022年4月時点)

日本国内のすべてのブランドは、ダイヤモンドを輸入しています。

そのため、ダイヤモンドの販売価格は、ダイヤモンド取引の基本である米ドル(USD)の為替レートに大きな影響を受けます。

円安になれば、ダイヤモンドの価格は高くなります。
円高になれば、ダイヤモンドの価格は安くなります。

現在の米ドル円(USD/JPY)の週足の価格チャートをみてみましょう。

現在は、2022年4月3日(日)の週末で休場です。

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拡大してみます。

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週足だとわからないですけど、先週の月曜日に急騰して月足レベルのレジスタンスラインで売られました。

上ヒゲ陽線になっています。

現在は小康状態ですけど、状況としては依然として買い優勢です。

かなりの高値圏ですので、調整の下げがあってもおかしくありません。

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貴金属相場(金:ゴールド)2022年4月時点

貴金属相場もダイヤモンド価格に影響を及ぼしますので、金(ゴールド)の価格チャートをみてみましょう。

2022年4月3日(日)時点ののゴールド(XAU/USD)の週足チャートです。

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ゴールド(XAU/USD)は、レジスタンスラインまで急騰した後に利益確定売りが入り下げてから押し目で反発中、小康状態といった状況です。

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ダイヤモンド関連の世界の動き

アメリカのバイデン政権は、ロシアのダイヤモンドの輸入を禁止し、2022年3月初めに行った同国の最大手ダイヤモンド採掘企業アルロサに対する制裁を強化しました。

今回のアメリカの制裁で、今後のダイヤモンド不足と価格高騰が発生する可能性もあるとの見方もあります。

アメリカ財務省(USDT)によると、世界で産出されるダイヤモンドの約30%がロシアの鉱山で産出されており、その90%は国家が支援するダイヤモンド採掘企業のアルロサ(Alrosa)が所有しているという。
引用元:BUSINESS INSIDER JAPAN公式サイト https://www.businessinsider.jp/post-251725

当サイトが独自調査してみたところ、アメリカのダイヤモンドバイヤーの買い付け方針が変化しているようです。

今までのアメリカ勢は重い(大きい)カラット重視で買い付けをする傾向があったようですが、2022年の現在は1.0カラット以下のダイヤモンドでも積極的に買い付けているようです。

しかも買い付け条件があり、1.0カラット以下のダイヤモンドでもカラー・グレードの最上級のD(無色)クラリティ(透明度)・グレードの最上級のFL,IFの需要が急増しているようです。

ちなみに、FLは市場にはほとんど出回らないほど希少性が高いので、市場に出る前に富裕層が買い付けているのではないかと思います。

上記のような社会情勢をもとに考察してみると、今後ダイヤモンド価格が高騰していく可能性が高いとみています。

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関連動画

ダイヤモンド価格の今後を考察してみた(2022年4月4日時点)

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まとめ:ダイヤモンド価格(相場)を考察してみた(2022年4月)

いかがでしたでしょうか。

世界中の富裕層は今ダイヤモンドを買っています。

投資用のダイヤモンドとは、1.0カラット以上の4C最高グレードのダイヤモンドルースです。

GIA(米国宝石学会)のような世界的な鑑定機関が鑑定したものであれば、国際的に通用する資産価値になります。

あなたが富裕層の人で、余剰資金をお持ちであれば、資産防衛の一環としてダイヤモンド投資を検討してみる価値があるのではないでしょうか。

皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
サヅカ

モアサナイトジュエリーの普及活動をしている元SE。モアサナイトの輝きはダイヤモンドの約2.5倍。エシカルでサステナブルな素材であり、ダイヤモンドにこだわらないならモアサナイトはコスパ最強です。

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